ご利用者がホームの中で人間としての尊厳を保ち、健やかで快適かつ生きがいのある生活が営めるよう努力します。そのために、ご利用者ひとりひとりに合わせた施設サービス計画を作成し、必要なサービスを最大限に活用しながら、ホームでの生活を支援していきます。 |
食生活の重要性を認識し、栄養バランス・味付け・調理方法等について、ご利用者ひとりひとりの身体的条件、嗜好等を配慮した食事を提供します。食事は、ご利用者が健康で楽しい生活を送る上でもっとも大切なものであることから、季節食・行事食も提供します。
可能な限りトイレをご利用いただき常に清潔の保持に努めます。また、個人の排泄パターンを把握するために排泄記録をつけ、ポータブルトイレ・リハビリパンツの活用によりトイレ誘導を積極的に行います。パッドは尿量、時間に応じて適切な種類を選択し、おむつを使用した場合は、定時のほか随時に交換を行うことを原則としています。
一般浴、機械浴(3種類)の入浴方法を用意し、ご利用者の身体の状況に応じた入浴サービスを提供します。入浴日は、ご利用者1人あたり週2回を原則とし、ゆとりをもった入浴サービスを提供します。入浴できない方に対しては清拭を行います。
機能訓練指導員や看護職員、介護職員、生活相談員等関係職員、医師と連携し、ご利用者毎にその目標、機能訓練の効果や実施方法等の内容とする機能訓練計画書を作成いたし、よりご利用者にあった機能訓練の実施により高い効果をあげるよう努力していきます。
ご利用者が医師の診断のもと、回復不能な状態に陥った時に、最期の場所及び治療等について本人の意思、ならびにご家族の意向を最大限に尊重して看取り介護を行います。油山緑寿園において看取り介護を希望されるご利用者、ご家族の支援を最後の時点まで継続することが基本であり、それを完遂する責任が施設及び、その職員にはあります。又、看取り介護実施中にやむを得ず病院や在宅等に搬送するご利用者においても、搬送先の病院等への引継ぎ、継続的なご利用者、ご家族への支援を行います。
当施設の「看取りに関する指針」に基づき、ご利用者・ご家族へ意向確認を行いながら取組ます。
原則として身体拘束及びその他の行動制限を禁止します。
身体拘束等の適正化の為の指針を整備し、その対策を検討する抑制ゼロ推進委員会を毎月開催します。またその結果については、全職員への周知徹底を行います。介護職員その他の職員に対し、身体拘束等の適正化の為の研修を定期的に実施します。
ご利用者本人又は他のご利用者の生命又は身体を保護する為の措置として緊急やむを得ず身体拘束を行う場合は、抑制ゼロ推進委員会を中心に十分に検討を行い、身体拘束による損害よりも、拘束をしないリスクの方が高い場合で、切迫性・非代替性・一時性の3要件の全てを満たした場合のみ、拘束の内容・目的・理由・拘束時間又は時間帯・期間・場所・改善に向けた取組方法を本人・家族への説明同意を得た上で行います。
高齢者虐待防止法に基づき、福祉職員として高齢者虐待を発見しやすい立場にあることを自覚し、高齢者虐待の早期発見に努めます。また、国及び地方公共団体が講ずる高齢者虐待の防止のための啓発活動及び高齢者虐待を受けた高齢者保護のための施策に協力するよう努めます。養介護施設従事者等による高齢者虐待の通報等を行った従業者等は、通報等をしたことを理由に、解雇その他不利益な取扱いを受けないこと(第 21 条第 7 項)が規定されています。虐待の発生又はその再発を防止するため、高齢者虐待防止推進委員会を設置し、定期的に開催してその結果について職員へ周知徹底を行います。指針を整備し、職員に対し研修会の実施等行います。